赤ちゃんができない原因は、世間では女性にあると思われています。そのため、ご主人より奥様がより強いプレッシャーにさらされることが多くなってしまいます。
しかし、赤ちゃんができない原因は、男女半々であることが現実なのです。
奥様が「自分が悪いんだ・・・」と自分を責めていても、検査をしてみれば「ご主人の方に問題があり・・・」ということはよくあることなのです。その場合、奥様はムダにご自身をせめていたことになってしまいます。
ですから、赤ちゃんが欲しいご夫婦は、「赤ちゃんができにくい原因をはっきりさせる」ことが大切です。それにより、次の道が開けます。
下記に、「不妊の原因」についてまとめています。意外に男性側の原因が多いことも分かっていただけるのではないでしょうか。

「女性側に原因があるケース」
◆排卵の問題
「卵巣機能不全」
何らかの原因によって、卵が育たなかったり、育っても排卵しなかったりする。
「多嚢胞性卵巣」
卵胞が育っても、卵巣の皮膜が硬いために排卵出来ない状態。
[高プロラクチン血症]
出産時、脳下垂体から乳汁の分泌を促すために多量に分泌されるホルモンのプロラクチンが、妊娠していないのに多量に分泌され、月経や排卵を抑える。
[黄体機能不全]
子宮内膜が、受精卵が着床するために必要な十分な厚さにならない。また、妊娠を維持する作用がある黄体機能ホルモンの分泌が悪かったり、排卵異常があったりする。
[黄体化非破裂卵胞(LUF)]
卵胞が排卵しないまま黄体化して、黄体ホルモンを分泌する。分泌された黄体ホルモンによって、体温は上昇し高温期となるため、排卵したように思われるが、自覚症状のないまま無排卵となってしまっている状態。
◆卵管の問題
「卵管狭窄」
卵管が狭く、卵が精子と出会いにくくなっている状態。
「卵管閉鎖」
卵管が完全にふさがっていて、卵が精子と出会えない状態。
◆子宮の問題
[黄体機能不全]
子宮内膜が、受精卵が着床するために必要な十分な厚さにならない。また、妊娠を維持する作用がある黄体機能ホルモンの分泌が悪かったり、排卵異常があったりする。
[子宮内膜症]
本来、子宮の内側にあるべき内膜組織が、何らかの原因によって子宮の内側以外の部分に発生し、増殖する病気。女性ホルモンの影響を受け、月経とともに内膜組織も増加・剥離を繰り返し、激しい痛みの原因となる。
「子宮筋腫」
子宮内に筋腫が出来る病気。筋腫の出来た場所や大きさによっては、受精卵がうまく着床出来なかったり、着床しても流産してしまうなど、不妊の原因になる。
「子宮奇形」
子宮の形に先天的な異常があり、妊娠を妨げる原因となっている。
◆その他
「クラミジア」
子宮頚管や卵管で炎症を起こしてしまう。症状が進むと、頚管粘液の分泌が悪くなったり、卵管が癒着して、不妊を引き起こす原因ともなる。
「抗精子抗体」
ウイルスなどの進入を妨げる頚管粘液内の抗体が、精子までも受け付けない抗体となる現象。
「頚管粘液不全」
頚管粘液の分泌量が少なく、精子の流れが悪くなって子宮にたどり着きにくくなる。
[女性の性行為障害]
夫からの不本意な性行為の強要、また心因性のストレスなど、精神的な理由でセックスが出来ない。
[機能性不妊]
基礎体温・超音波検査・精液検査・フーナーテスト・卵管疎通性検査、精液検査などを行っても異常がみられない、原因不明の不妊症。
「男性側に原因があるケース」
◆造精機能障害
「乏精子症」
精子の数が少なく、標準(精液1ml中に2000万個の精子)以下であり、妊娠しにくい状態。
「精子無力症」
精子の運動能力が低く、運動している精子が50%以下であり、妊娠しにくい状態。
「無精子症」
精液中に、精子が全く存在しない状態。
「射精障害」
精液が体外に排出されず、射精出来ない状態。
「逆行性射精」
精液が膀胱側に逆流する。射精出来ていないにもかかわらず、本人には射精した感覚がある。
「精路通過障害」
精巣で作られた精子が射精するまでの、経路のどこかに問題があり、精液の状態が悪くなってしまっている。
「機能不全(ED)」
勃起機能の低下。十分な勃起が得られなかったり、あるいは維持出来ない状態。プレッシャーやストレス等の心因性の理由や、疾患や障害による身体的理由がある。
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